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2019.05.09

結局、痛みってなに?

院長の写真

川越の楓整体院 市ノ川です。

今回も見てくださってありがとうございます。

たとえ身に病があっても心まで病ますまい

突然ですがこの言葉は中村天風という方の言葉です。この方は日本にヨガを広めた方で自分の重度の肺結核もヨガの修行の中で治癒させたそうです。経験豊富な中村天風さんだからこそたどり着いた言葉だと思いますが意味では少しだけこの意味が分かるようになりました。

この言葉が腑に落ちるようになると痛みに対する不安が無くなるような気がしています。私はまだそこまでの境地に達していないんですけど。

皆さんは痛みに対してどのように対処していますか?
イメージとしては湿布を貼る。痛み止めを飲む。まずこんな感じですかね。
整形外科に行けばこういった処方をされますよね。

国際疼痛学会による痛みの定義によると、
不快な感覚と情動の体験だと言っています。

不快な感覚・・・痛いという具体的な肉体的な感覚
情動・・・単純な快、不快という精神的な感覚

情動の体験とはただ痛いだけではなく不快な感情を伴った経験も同時にしたという事ですね。つまり、痛みは肉体と精神の両方に影響を与えているという事です。
日本では痛みをなんとかしようと病院に行くと場合によってはリハビリが加わることもありますが基本痛み止めや湿布が処方されます。不快な感覚に対しての対処です。さらに言うと痛いところを触ってみると冷たくなっていることがあります。炎症を起こしている場合、熱を持っていて腫れていることが多いと思いますが冷たいという事は非炎症性なので熱を取るための湿布は必要ないのではないでしょうか?
不快な情動に対してはどうでしょうか?残念ながらほとんど対処がないように思います。

急性痛と慢性痛を考えてみましょう。
急性痛:ぶつけたなどその時の外傷によるもの・・・不快な感覚だけ(痛いだけ)
慢性痛:急性以外のはっきりとした外傷を伴わない痛み・・・不快な感覚+不快な情動(どうなるんだろうみたいな不安や恐怖などの感情)
急性痛は時間がたてば忘れますが慢性痛は原因がはっきりしないので情動を伴いやすいのです。

幽霊が怖いのは存在がはっきりしない、何者かわからない、対処法もわからないからです。

慢性痛も同じで原因がわからない、対処法がわからないから不快な情動を伴ってしまうのです。
では、慢性痛の原因は何なのか?

それは酸欠です。

酸欠がなぜ痛みの原因なのか?
体に酸欠が起こると血流を良くしようとブラジキニンという物質がそこに集まってきます。
この物質のおかげで血管が広がり血流を改善してくれます。
しかし、この物質が血管を拡張しようとすると痛み物質を出すのでそこに痛みが伴います。
これが慢性的な痛みの原因です。
問題がブラジキニンなのではありません。この物質があるからそこに不調をきたしていると認識できるのでなくてはならない存在です。

慢性痛で問題なのは痛みそのものではなく、痛みが起こるほどもともとの血流が悪いこと、血管を狭くしてしまっていることが問題なのです。
血流を阻害することのないくらい体の組織が柔らかい人は痛みが起こりにくいです。逆にカチカチに硬く緊張している人はすぐに痛みが出やすいと言えます。

慢性痛の問題をほんとに解決すると考えるなら自分の体を良く観察して硬さを認め緩める努力を怠らない事だと思います。

ここで思い出していただきたいのですが、
慢性痛:不快な感覚と情動
たとえ身に病があっても心まで病ますまい
この二つのことに共通しているのはメンタルが痛みにかかわっているという事です。
痛みとメンタル(ストレス)は非常に大きく関わっています。

血管を狭くしている体の硬さを作っているのはそのストレスが大きく関わっています。
続きはまた近いうちに書かせていただきます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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