慢性腰痛でよく聞くのが朝の腰痛です。
- 朝、起き上がるのが辛い
- 身体が動き出すまでに時間が必要
- 顔を洗うのが大変
- ある程度動いてしまえば大丈夫なんだけど
こんなお悩みありませんか?動かないのは腰ですが、実はもっと動いていないところがあるんです。
今回は上半身、特に肩甲骨に注目してストレッチをお伝えします。
朝の腰痛が辛い方の4つのストレッチ

朝の腰痛が辛い方によくみられるのが上半身の硬さです。
肩から背中の柔軟性が失われていて、腰に余計な動きが求められた結果、負担がかかり痛みます。
腰痛体操をしてきたけど全然変わらなかった、そんな方はぜひ試してみてほしいと思います。
4つお伝えしますが①から順番にやった方が効果的だと考えています。
読んだことがない方はこちらでストレッチの基本を押さえておいてくださいね。
ストレッチは気持ちよい強度で、30秒ずつ行います。
※強すぎると防御収縮で逆に縮むので逆効果に・・・。気をつけましょう。
①胸の筋肉を緩める
- 壁を横にして立ち、ストレッチする側の肘を耳の高さに着く。
- カラダを腕と反対側に捻りながら肩を壁に押し付け、胸をストレッチ。
➁腕から胸の筋肉を緩める
- 指を下に向けて腕を伸ばし肩の高さで壁に手を着く。
- 胸を開くように体を捻り腕と胸をストレッチ。
③肩甲骨のストレッチ
- 壁に対して横向きに立つ。
- 指を上に向けて肩の高さに手を着く。
- 肘を背中側に折りたたみながら肩を壁に近づけ肩甲骨をストレッチ
※肩甲骨の背骨側にストレッチ感が得られるとOK。
※ストレッチ感を得られなかったら、手を横について肘を後ろに曲げていき壁に肩を寄せる方法を試してみてください。
④肩から背中を緩める
- 壁に向かって立ち、両手を肩の高さに着く。
- 肘を伸ばしたままお尻を後ろに突き出すようにお辞儀していき、肩から背中にかけてストレッチ
朝の動きだしから変化を感じられたら最高!
朝、起きたときにあれっと感じたら効果あり。しばらく続けて習慣にしてくださいね。
朝の腰痛と題していますが、慢性的な肩こり、猫背を気にしている方にも姿勢改善の効果があるので是非試してみてくださいね。
改善には根気が必要。今までのカラダのクセを考えたら1日2日で改善なんてありえません。
コツコツ継続して体を変えていきましょう。
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